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超低用量ピルの服用は脱水に気をつけて

2020年03月12日

ピルは含まれるホルモンの種類によって、第1世代から第3世代までに分類されます。
また成分の配合比率によって、1相性から3相性に分ける方法もあります。
さらにホルモンの分量により、高用量・中用量・低用量という区分があります。
使用目的や個人の体質に合わせて、最も適したものを選ばなければなりません。

日本では従来、月経不順や子宮内膜症の治療を目的として、高用量や中用量のピルが処方されていました。
避妊の目的で低用量ピルが販売されるようになったのは、1999年のことです。
低用量ピルはホルモンの量が少ないため、副作用も出にくいのが特徴です。
しかし原則として医師の処方を受けないと購入できないため、まだまだ普及は進んでいません。

2010年には第4世代とも呼ばれる超低用量ピルが、月経困難症の治療薬として認可されました。
これは含まれるホルモンの量が低用量ピルの3分の2程度で、さらに副作用が出にくいとされています。
超低用量でも避妊の効果が劣るわけではありません。
ただし飲み忘れたときの妊娠のリスクは高くなると言われています。
また現在のところ、避妊薬として医師から処方を受けることはできません。

超低用量ピルでも血栓症の副作用があり、死亡事故の例も報告されています。
ピルに含まれるエストロゲンには、血液を凝固させる作用があります。
脱水状態の人は血がドロドロになっていて固まりやすく、血栓症の危険が伴います。
高血圧などの生活習慣病では脱水が起こりやすく、また大量の飲酒や喫煙もリスクを高めます。
これらの症状がある人はもちろん、大量に汗をかいたりした場合にも、脱水状態にならないよう、水分は十分に補給することを心がけてください。